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工業高校へ進学する前に知ってほしいこと

今まで本当に自分のことを自分のために書きなぐってたブログですが、たまには誰かに向けて書きたいと思います。まぁこれもある意味では自分のことではありますが、まぁそんなこと言ってたらブログなんて書けなくなってしまうので深く考えないことにします。

 

 

本題に入りますが「工業高校へ進学する前に知ってほしいこと」です。要するに「私が工業高校へ進学してギャップを感じたこと」ってことです。たぶん、、、。校風によってはあまり関係のない部分のある高校もあるかもわかりませんので、参考程度にして下さい。よろしくおねがいします。今回は大きく3つに分けさせていただきました。

 

 

1.選択する学科について

総合工科にはあまり関係ありませんし私個人的にはあまり感じませんでしたが、「学科が想像と違った」という声は地味に聞きます。学科を選ぶ前に慎重にになって考えて、本当に自分はこの学科で学びたいことがあるのか、というのを考えてほしいです。中途半端な気持ちで学科を選ぶと、「あっちにすればよかった」などと後悔する羽目になるかもしれません。学科の概要は見学会でおおよそ知ることができますし、HPでも軽く知ることができます。ただ、見学会やHPは基本的にどこの高校でも良い面だけを取り上げますので、注意が必要です。とにかく慎重に選んで欲しいです。

 

 

2.就職先について

高校のパンフレットやHPには就職先が記載されるのが基本だと思いますが、当然入りたいところに入れるものではありません。まず、基本的にどこの高校でも同じだと思いますが、成績順でランク付けして、成績のいい人から希望する企業さんを選びます。つまり、ちゃんと勉強に励む必要があります。勉強ができないと、自分が入りたい企業への志望もできません。

 

また、高卒での就職になるため一次募集の際には、一社目は一人一社だけを受け、受かった場合には絶対に辞退はできないというルールがあります。そもそも、高卒の就職は扱いが雑です(まぁそれが嫌なら大学いけってことなんだろうが)。7月頃に求人票のみで企業を判断し、基本的には一社職場見学へ赴き、大抵の場合は職場見学へ行った時点で企業へ志望するかどうかを決めます。ほとんどの場合は一社目で決まりますので企業はあまり選べません。

 

あと、運悪く第一志望へ落ちた場合には、二次募集と言って一次募集とは違う形式が取られます。二次募集では一次募集で見たような企業へは志望できず、一次募集で落ちた高校生を取りたいごく一部の大企業と人が足りていない中小企業が集まります。実際は少し違うかもしれませんが、私はそういうものだと勝手に思っています。どちらにしろ一次募集で落ちると選択肢はぐっと狭まりますのでこれはこれで注意が必要になります。

 

高卒の就職は大抵が第一志望で就職をキメますが、そうでない人も一定数います。殆どの場合は元気がない人と言われます。まあわかりやすく言うとド・陰キャ です。勉強ができていて、明確にここに行きたいのだという企業あったとしても、元気がなければ入ることができないのです。もう高卒で就職するからにはそういう運命になるです。

 

工業高校の就職事情についてはこのような感じでしょうか、、、。パンフレットやHPを見て、あまり楽観的に考えるとこれも痛い目にあう気があります。これが許容できるかはまた人によって違うと思いますが、私的にはギャップを感じました。

 

 

3.進学について

進学についても注意する点があります。まずそもそもの話、カリキュラムが進学向けではありません。進学コースを設けている高校も多いかと思いますが、それでもやはり普通科と比べると差が生まれます。指定校推薦という枠がありますがこのような特別枠を狙いたい場合を除いた上で、特に大学に進学したいと考えているのであれば、工業高校への進学はおすすめできません。

 

指定校推薦にもトラップがあります。大学への進学の場合、指定校推薦の制度を設けているのは主に私立大学で公立大学には殆どありません。主に私立大学から届いた指定校推薦の枠を、これまた全生徒の成績順でランキング付けして成績の良い順から志望させます。行きたい大学があっても、成績がないと志望もできないのです。指定校枠には学部が限定されている場合もあります。また、あたかも指定校推薦を貰ったかのようにパンフレットやHPに書かれた進学先の欄は、自力で進学した猛者もいますのであまり参考にするものではありません。進学も進学で楽観的に見れるものではないのです。

 

専門学校についても注意いるかもしません。高校の先生は、なにか関係があるのかなんなのか知りませんが、専門学校を異様に推してきます。専門学校で本気で学びたい事があるのであれば話は別かもしれません。しかし、専門学校を卒業して得られる資格は専門卒であり、この専門卒は世間的には高卒と同列と扱われると言われます。本当にその専門学校に魅力を感じ、やりたいことがあるのであれば進学してもいいとは思いますが、特に専門学校については生半可な気持ちで進学するのは違うのではないかと私は感じました。

 

また、専門学校は普通科からの進学を想定したカリキュラムであるため、工業高校での知識は別に特別必要ありません。そうであるならば、一旦普通科で考える時間を与えて、2-3年経ってそれでも専門学校で得たい知識があるのなら、専門学校へ進学するという選択肢もあると思います。普通科で過ごす2-3年でまた考え方が変わる可能性だってあります。普通科で進学したほうが、柔軟に選択できる可能性もあります。

 

大学に進学にするにしても、専門学校に進学するにしても、普通科のほうが何かと好都合な気がします。普通科であればカリキュラムが進学者向けですし、進学を考えているのであれば、一般的、無難な選択肢にできます。

 

進学に関してはこんな感じでしょうか……やはり、進学すると言うなら、普通科がオススメかもしれません。もちろん工業高校で得られる知識もありますが…………。そのへんは普通科がいいのか、工業科がいいのか、深く考えてほしいことです。

 

最後に

適当に書き連ねたら、工業高校へ進学するのはおすすめしないと遠回しに言ってるような文面になってしまいました。

 

しかし、工業高校で得られる経験は大学全入時代とか言われる今では貴重であると思います。また、普通科と違い自分が学びたい分野が同じ人が自然と集まりますので、新たな仲間を作るのには適切かもしれません。良い成績かつ、元気に就職試験を受けられれば大企業への就職も叶いますし、指定校推薦枠を使用すれば楽に比較的頭のいい大学へいけるかもしれません。ただ、私は簡単な気持ちで進学してほしくはないという気持ちからこの記事を作成しました。今一度、普通科と工業科を比べ、工業高校が自分にあっているのか深く考えて進学してほしいと思います。

 

私は工業高校へ進学して少し後悔しています。もう少し、普通科のことも考えてよかったのではないかとも考えます。人生そんなもんといえばそうかもしれませんが、ただ簡単に工業高校へ進学して後悔する人は生まれてほしくはありません…。

 

なんか偉そうな感じになった気がしますが、そんなことは気にしないでおきます。地味に長くなりましたがここまでお読みいただき、ありがとうございました。